これまで保健所で判断していた濃厚接触者を学校が判断できるようになったということで子どもを持つ私たちはパニックですよね。
感染しないように、そして濃厚接触者にならないように過ごしてきたのに活動範囲がまた狭くなってしまいました。
このシステムにどんなメリットがあるのでしょうか?デメリットも合せて調査してみました。
また、濃厚接触者の基準に変更はあるのでしょうか?
- 濃厚接触者を学校で判断する理由
- メリットとデメリット
- 濃厚接触者の基準
濃厚接触者を学校で判断の理由!
【大阪府「濃厚接触」学校判断で】https://t.co/DfxtODWDCQ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 26, 2022
新型コロナの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、大阪府教育庁は26日、府立学校の生徒らの感染が確認された際、濃厚接触者の判断を保健所ではなく学校で行う対応に切り替えることを決め、各学校に通知した。27日から運用する。
これまで保健所が濃厚接触者を判断していたが、今後は学校側で判断ができるようになったという話題。

ちょっと、意味不明…。
濃厚接触者を学校で判断することにした理由は、単純に保健所で濃厚接触者を判断するまでに時間がかかりすぎるからということなんですよね。
ただ、この学校判断は今のところは全国一斉ではなく県の判断で実施しているようです。
先陣を切った、大阪府でいうとこれまで学校で濃厚接触者の可能性のある生徒や先生を調べて保健所に報告するシムテムだったのですが、濃厚接触者と決定されるまで学校を休校にしていたそうなんです。
結果として、休校にしたけど誰も濃厚接触者ではなかったとかもあるといいます。
濃厚接触者の判断までにかかる時間は、その県によってさまざまでしょうが、 保健所での判断に時間がかかる場合は、学校側で判断しても良いのかなとも思っています。
学校判断と言っても、学校と教育委員会とで決まるのだと思いますが、結局保健所が誰もいないと判断しても学校側が判断してもそう変わらないと思うんです。
保健所がきちんと濃厚接触者判断してくれた方が安心できるとか、休校にしてくれた方が安心という声もあるでしょう。
ちなみに、我が家が住んでいる県では、 陽性者がでると濃厚接触者にならない限り学校は休校になりません。
濃厚接触者と何日間の間で別の子に移していた可能性が全くないわけではありません。
となると、学校でこの子は濃厚接触者っぽいから休ませた方がいいかも!
と学校に判断してもらうのは間違いではないかもしれないと思っています。

ただ、学校のサジ加減で濃厚接触者にならないかな?
おちおち学校にも行かせられません。
大阪では、すでに学校判断で自宅待機している子もいるようですが、明日は我が身!
いつ自分の住んでいる県も、学校判断になるかわかりませんから、子供を持つ親には精神的にとてもきつい話題ですよね。

濃厚接触者の基準についても調査してみたよ!
濃厚接触者を学校判断で定義は?
濃厚接触者の定義は、これまで通り陽性者が発症した日を起点にして、2日前~10日後までに接触していた人が濃厚接触者になります。(2022年2月13日現在)
- 陽性者と同居または長時間接触
- 感染防止対策なしで陽性者を診察・介護
- 陽性者の気道分泌もしくは体液などの汚染物に直接触れた可能性
- マスクをしないで1メートル以内で15分以上の接触
今は、マスクを徹底しているし、学校も授業中も窓をあけて換気しながらなのできを付けていれば そう簡単には濃厚接触者にならないことが多かったんです。
実際に、我が家の子供が通う習い事で感染者が出てしまった時も、マスクと距離をしっかりあけ、かつ換気もしていたので、ドキドキしましたが濃厚接触者とはなりませんでしたから。
しかし、県によっては基準をさらに厳しく聞く保健所の担当さんもいたといい、マスクは不織布マスクじゃないからダメとか、15分以上接触していたから即アウトとか、もはや、保健所の担当者のサジ加減ですよね。
陽性者を増やさないために、厳しくみるものありですが、何でもかんでも濃厚接触者になれてはたまったもんではありません。
学校では、給食の時間はマスクをはずすし、体育の時間もマスクをはずしたりとつけっぱなしは難しいです。
学校で厳しく判断されたら、全校生徒が濃厚接触者対象になってしまいます。
濃厚接触者の自宅待機が10日から7日に減りましたけど、この1週間もったいないですよね。
【濃厚接触者の待機7日に 政府検討】https://t.co/UpLKkEvdjy
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 27, 2022
また、逆もあり。
学校で濃厚接触者と判断されなれければいいわけなので、陽性者が次々と増え続ける可能性も否定できません。
デメリットの方が多い気がしますが、すでに学校判断となっている県の実際の声も見てみました。
濃厚接触者を学校判断SNSの声は?
近くの小学校や中学校も大変なことになってますが、濃厚接触者の判定も専門家でもない学校の先生が判断することになって、ますます混乱している状況。濃厚接触者の定義が緩やかになって、ますます増えていくでしょうね。国は何も動かない。何も考えていない。現場は大変です。現場の声を聞け!
— やーくん (@DDskzGU0QBhX5rD) February 1, 2022
コロナ関連、誰をどこまで休ませるんだ?学校閉鎖になりました。濃厚接触者ではないと判断されました。一応一週間様子見休みにしてもらったがいいのか?
— 珍小ファミ@首都近郊駅前 (@oonahaturiyo) February 1, 2022
次男のクラス、コロナ陽性者が4人出て昨日・今日と学級閉鎖なんだけど、さっきスクールメールが来て担任も陽性でしたと…
— (-_-){ As ( アズ) (@shiroasya) February 2, 2022
濃厚接触者なしの判断。
でもメールの内容はそれだけで、学級閉鎖を継続するのか解除するのか書いてない…
大丈夫かよこの学校…
どうも保健所逼迫で学校判断になってるっぽいですね。
— 9ta9ta (@takadamayumi_jp) January 27, 2022
今日ついに学年閉鎖の連絡が来て、担任もひっくるめて学年全員濃厚接触者になりましたー!笑…えない…
もちろんみんなマスクしてましたよー濃厚接触者の兄弟児も登園禁止でもはやカオスです😭
ネットの一部の声ですが、陽性者がでても全員濃厚接触者とならないと判断する学校が多いようです。
なので、しっかりと親の方でメリットとデメリットを把握しておく必要があると思っています。
濃厚接触者を学校判断のメリットは?
濃厚接触者を学校で判断することにメリットはないような気もしていますが、保健所で判断されるまでにかかっていた期間が短縮されるので濃厚接触疑いがある人を早急になんとかできるのが大きいです。
濃厚接触者と判断するまでの時間
濃厚接触者と判断されるまでの日数は県によると思いますが、濃厚接触者と思われる人を保健所が判断するまでにかかっていた時間が単純になくなります。
県によって、濃厚接触者と判断されるまでの対応はさまざま。
我が家が住んでいる県のように、保健所で濃厚接触者と判断されない限りは学校に行くことが問題なしだった場合は、たとえ学校で陽性者がでても普通通り学校へいき普段通りの生活をします。
学校では、何年何組まで教えてくれないので、自分の子が感染していてもわからないのが現状です。
けれど、本当に濃厚接触者かどうかなんて検査してみないと保健所でも判断できませんよね。
なので、学校を休校にしなくて良いというのが一番大きいですね。
休校にしなくていい
働いている家庭からしたら、休校にならないのはありがたいことでもあります。
子供を家で留守番させておくのはやっぱり心配です。
シングルマザーの方や仕事をどうしても休めないという人だって多いですから、感染するリスクがあっても学校へ行かせたい親にはメリットもあると思っています。
しかし、あなたが家でみることができる、預け先があるということであれば、学校を休んでも欠席にならないので休んで良いと思います。
濃厚接触者を学校判断 のデメリットは?
学校で判断するデメリットは、子供が濃厚接触者と判断される可能性や感染する可能性が高くなるという事です。
濃厚接触者になりやすい
保健所で判断であれば、マスク着用のありなしと接している時間によって濃厚接触者と判断されていたのでしっかり対策をしていれば、濃厚接触者と判断される心配はあまりなかったんです。
でも、学校で判断するということは、先生によって判断がわかれそうです。
結果として、感染した無症状の子から他の子へ感染するという堂々巡りが起こります。
判断に信ぴょう性がない
学校の先生なので濃厚接触者の判断は無理がありますよね。
マスクをよく教室で外してるってだけで濃厚接触者と判断された息子
— りおん (@taapuuxxx) January 30, 2022
リモート授業のために明日PCを学校に取りに行くついでに、たくさんの人が作ってくれた資料を印刷して小学校に持っていく‼️
学校判断になると、学校では陽性者を増やしたく一方、親に濃厚接触者と伝えるのもその後の対応も大変です。
たとえクラスで陽性者がでても、マスクをしていた、距離をとっていた、換気も十分だったとなれば濃厚接触者にはならないでしょうから。
本当に濃厚接触者にならないの?
と心配する親もでてくるでしょうね。
また、濃厚接触者になると授業の遅れも気になります。
学力が心配
学校判断で濃厚接触者となったら、もちろん学校は行けませんよね。
自宅待機が7日に短縮されたと言っても、その間みんなは学校で普通に授業が進んでいきます。
7日後に学校へいったらチンプンカンプンでついていけないとなったら、最悪そのまま不登校になってしまう子もいるかもしれませんよね。
不登校者が増えそう
濃厚接触者が学校判断になったことで、不登校者が増えるんじゃないかと思っています。
濃厚接触者と判断されれば、その子の家族も濃厚接触者となり学校や会社にもいけなくなります。
そうなれば、そもそもの学校へ行かなければいいと思う親も出てきそうです。
濃厚接触者と判断されなければ、少なくとも親は会社にいけますから。
オンライン授業やタブレットの活用が今後どうなっていくのかも注目ですね。
とは、いっても結局のところ濃厚接触者を完全に特定するのは無理なんです。
だれがいつどこで感染するか分からないので、感染する対策もしながらもし感染しても症状を抑えられるように免疫力を高める工夫もした方がいいですね。
濃厚接触者を学校判断する県はどこ?
2022年2月13日現在では、濃厚接触者を学校で判断してする県は増えているようですね。
まだ全国ではありませんが、今後の状況次第では政府の決定事項となってしまう可能性もありえると思います。
我が家の子供たちの小学校では大阪府の学校判断の影響をうけてなのか、濃厚接触者までは判断しなくても、陽性者の行動範囲しだいで臨時休校にしたり、学級閉鎖にしたりと学校側で独自の判断をしていくようです。
この背景には、保健所で濃厚接触者と判断する基準が甘いと思われているようです。
もっと広い範囲で濃厚接触者と判断した方が感染者を防げるということなのでしょうが、自分の子供がいつ感染するか分からないという恐怖が出てきました。
これによって学校を自主的に休む人も増えています。
濃厚接触者を学校判断まとめ!
この濃厚接触者を学校で判断という問題は、休校しないというメリットもあるけどデメリットも多そうですね。
状況しだいでまた変わっていくのでしょうが、今は様子みということで、感染しないうように濃厚接触者にならないように、最終的には親の判断で決めていくしかないですね。
最後まで読んでいいただきありがとうございました。
また遊びにきてくださいね。
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