職場にいる「お局」と呼ばれる存在は、多くの場合、長年その職場で働いてきたベテラン社員で、職場のルールや雰囲気を熟知している人です。
しかし、時として後輩や新人、特に一定の特徴を持つ人を嫌うことがあります。
なかでも「美人だから嫌われるのでは?」という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、お局に嫌われやすいタイプや、その背景にある心理、そして職場でのストレスを上手に解消する方法について私の体験から解説します。
- お局に嫌われるタイプは?
- お局は本当に嫌な人なのか?
- お局に嫌われているかも?と感じたら
- お局との適切な距離の取り方!
お局に嫌われるタイプは美人?
お局に嫌われるタイプとしてよく挙げられるのが「美人」です。
なぜ美人が標的になりやすいのかというと、それはお局の心理に深く関係しています。
長年勤めて地位を築いたお局は、職場での中でも中堅より上の存在感のある人です。
そんな人は自分を守るために強いプライドを持っています。
そこに若くて美人な同僚が現れると、周囲の注目がそちらに集まりやすくなり、脅威と感じてしまうのです。
また、美人は無意識のうちに上司や同僚から褒められることが多く、その様子を「特別扱い」とお局が受け取ってしまうこともあります。
さらに「自分は努力でここまで来たのに、あの子は見た目で得している」と誤解を招きやすい点も、嫌われる原因のひとつです。
お局が自分に自信を持っているタイプの人なら美人がいても反応しないことが多いですが、お局の劣等感や嫉妬心を刺激してしまう存在だった場合は嫌われやすいと言えます。
ただし、美人だからと言って全員が嫌わるわけではありません。
他にもお局に嫌われるタイプの特徴を持つ人はいます。
お局に嫌われやすい人の特徴
仕事ができる人
単に外見だけでなく、仕事の能力が高い人も、お局にとっては無意識に「脅威」と感じられることがあります。
特に、新人や後輩が自分より早く結果を出したり、的確な提案を行ったりすると、周囲の注目が自分から後輩に移ると感じる場合があります。
たとえば、会議で新しい改善案を積極的に出す、期限より早く業務を完了させる、上司から高く評価されるといった行動は、職場全体に良い影響を与えますが、同時にお局には「自分の立場が揺らいでいる」と思わせる可能性があります。
その結果、嫉妬や競争心が生まれ、時に冷たい態度や批判的な言動として現れることもあります。
仕事ができること自体は決して悪いことではありませんが、お局にとっては「扱いにくい存在」と見られやすいのです。
天然で愛されキャラの人
親しみやすく、天然な雰囲気を持つ人も、お局から嫉妬されやすいタイプです。
職場では、周囲の同僚が自然とその人に優しく接することがあります。
例えば、困っている時に手助けをされやすい、ちょっとした失敗でも笑って許される、といった状況です。
お局から見ると、「自分は苦労しているのに、あの子ばかり優遇されている」と感じることがあります。
これは単なる嫉妬心であり、被害者である後輩に非はありません。
むしろ、その親しみやすさや愛される性格は職場の雰囲気を和ませる大きな強みです。
しかし、無意識に注目を集める行動は、長く職場にいるお局にとって脅威に映ることがあるため、注意が必要な場合もあります。
礼儀正しいが控えめすぎる人
逆に、あまり自己主張をしない控えめなタイプも注意が必要です。
礼儀正しく、目立たない存在であることは一見安全に思えるかもしれません。
しかし、お局に媚びるつもりがなくても、遠慮しすぎる態度や受け身の姿勢が、「試しても大丈夫な相手」と誤解されることがあります。
たとえば、会議で発言を控えたり、仕事の優先順位を全てお局や上司に任せたりする場合です。
これが「自分に逆らわない」「利用できる後輩」と認識され、無意識のうちに攻撃や指摘の対象になりやすいのです。
控えめで礼儀正しいことは大きな美点ですが、適度に自己主張をし、自分の存在を示すことも職場での安全策となります。
なんか、これまでまとめてきた内容だけを見ると「お局=自分勝手で嫉妬深い人」という印象が大きいですよね?
多くの場合、お局の行動は単なる自己中心的なものではなく、職場での立場や経験、心理的安全欲求からくる防衛反応と言えます。
表面的には自己中心的に見えても、裏では長くその会社で働いてきたからわかる「職場のルールややり方を守ってほしい」という思いだったり、お局側は「注意しているだけ」でも、受け取るあなた側からは批判や嫉妬と感じられる場合があり、日頃のコミュニケーションのズレも関係があるように感じています。
では、結局のところお局って「嫌なやつなの?」それとも「信用して良い人なの?」でしょうか?
お局は本当に嫌な人なのか?
「嫌な態度」を取ることがあっても、それが必ずしもお局の性格全体を表すわけではありません。
「嫌に見えるけど必ずしも悪意があるわけではない」ということもあります。
例えば、長年の経験から「こうした方が良い」とアドバイスしてくれる場合があります。
言い方がきつく感じてもそれはお局の性格や年下に教えることへのプライドからきていることかもしれませんし、先ほどもお話ししたように日頃のコミュニケーション不足から「言い方がきつい」とあなたが感じているだけなのかもしれません。
ただし、見分け方のポイントがあるのでお局が信用できる人なのかチェックしてみてください。
言動の一貫性
感情で態度が変わるか、それとも状況に応じた合理的な判断か。
助言の内容
仕事上の知識や経験を元に助言してくれる。
他の同僚との接し方
あなた以外にも攻撃的か、公平に接しているか。
フォローがあるか
指摘だけで終わらず、改善策やアドバイスがあるか。
そもそも、お局とは根本的に世代が違うこともあり、働き方改革が進んでいる現代ではお局と同じ働きを求めることがおかしいです。
もしあなたが理不尽に感じることを要求された場合は、然るべき対処が必要になるでしょう。
お局に嫌われているかも?と感じたら
「自分もお局に嫌われているのでは?」と感じても、実際にそうなのかは判断が難しいものです。
嫌われている場合によく見られるサインを整理してみましょう。
- あなたにだけ挨拶を返さない、無視する
- 業務上必要な情報をわざと共有しない
- 他の人には優しいのに、自分にだけ口調がきつい
- 影で噂を流されたり、陰口を言われる
- ミスを必要以上に大きく責め立てられる
これらが複数当てはまる場合は、お局に苦手意識を持たれている可能性が高いです。
ただし、お局の性格や職場環境によっても態度は変わるので、「完全に嫌われている」と断定する必要はありません。
大切なのは、感情的に反応せず、冷静に状況を観察することです。
もし嫌われていると感じても、それが必ずしも自分の落ち度ではないと理解しておきましょう。
また、お局の要素を持ち合わせている人の中には、これまで淡々と仕事をこなして上司にも媚びずに今の地位を築いてきた人も多いはずです。
そんなお局は、新人が上司に笑顔でお礼を言っただけで「媚びている」、同僚にお菓子を配っただけで「人気取り」と思ってしまう人も少なくないかもしれません。
たしかに、ぶりっ子は女性から嫌われるタイプですよね。
改善のためには、謙虚さを意識することが効果的です。
あなた自身が人によって態度を変えないように徹底してください。
また、仕事では誠実さを重視し、結果を出すことに集中するのも大切です。
お局の話に耳を傾け、敬意を持って接することで「敵ではない」と思わせることも必要だったりします。
ですが、中にはどうしても手に負えないお局の存在しています。
そんなお局とは残念ながら距離を置くしか方法がありません。
お局との適切な距離の取り方!
冷たいようですが、お局に効果的は対処法は存在しないと思っています。
重要なのは「お局と一線を越えないラインで接すること」です。
無理に仲良くしようとするとかえって摩擦が増えるため、あえて必要最低限の関わりにとどめるのも戦略の一つです。
例えば、仕事に関する会話だけを淡々とこなし、雑談やプライベートな話題には深く踏み込まないようにすることで、摩擦を最小限に抑えられます。
必要最低限の関わりしかないと嫌われるのでは?と恐れる人もいるかもしれません。
でも「嫌われても仕方ない」と心の中で割り切ることも有効です。
すべての人に好かれることは不可能であり、無理に好かれようとすれば自分が疲れてしまいます。
重要なのは、お局からの攻撃に反応しすぎず、必要以上に心を乱されないことです。
もしストレスが強いと感じたら、信頼できる友人に相談する、外で気分転換を図るなど、自分のメンタルを守る工夫をしましょう。
「お局とどう付き合うか」ではなく、「どう受け流すか」が本当の意味での対処法だと感じています。
まとめ:お局なんかどうでもいいと思え
お局に嫌われるタイプは美人であることが多いのは事実ですが、それは外見が原因というより「お局の心理を刺激する存在」だからです。
嫌われているかどうかのサインを見極め、立ち振る舞いを工夫することで、摩擦を減らすことは十分に可能です。
また、美人以外にも嫌われやすいタイプは存在し、必ずしも自分が悪いわけではありません。
どうしても改善できない場合は、転職やキャリアの選択肢を広げることも大切です。
大事なのは「お局にどう見られるか」ではなく、「自分がどう生きたいか」。
その視点を忘れなければ、不要なストレスから解放され、もっと自由に働く道が見えてきます。


