切迫早産で入院中に精神的にも肉体的にも辛いことは点滴が痛いことです。
このページにたどり着いたあなたは絶賛点滴の痛みと戦っていることと思います。
でも、この点滴我慢するしかないのでしょうか?
今回は、私の2度の切迫早産で入院中に点滴の痛みと戦った経験から、点滴の痛みの対処法やコツを伝授しようと思います。
切迫早産の点滴が痛い原因と症状!
まず、切迫早産で入院中の点滴が痛くなる原因についてみていきます。
上記のような原因がありますが、点滴の痛みがでる原因で多いのは、『血管の場所(位置)が悪い』のと、『血管の細さ』で痛みが出るタイミングが決まると私の経験上ですが思っています。
ひとつづつ解説していきます。
点滴が漏れている
点滴が痛い原因に、点滴が漏れているということがありますが、この場合は、もう血管が限界にきている場合に多いです。
点滴の針が血管にうまく刺さっていない可能性がありますが、針を刺した期間が長ければ、血管が硬くなり液が血管に入りにくくなってしまうんです。
血管が硬くなりすぎると液が漏れる可能性も高いです。
点滴の機械が閉塞といってしまったら、針の差し替えタイミングになりますね。
点滴の針部分から細菌が入った
感染予防の観点から、点滴の針は通常1週間ごとに交換されるようになっていますが、それにもかかわらず微生物の侵入リスクがないわけではありません。
細菌に感染すれば、点滴の針周囲に炎症が生じ、赤みや腫れが現れ、押すと痛みを感じることがあります。
さらに、症状が深刻な場合、マグネシウム中毒による呼吸停止や心停止などの症状も発生することがあるので、差し替えるにが嫌だからと痛みを我慢して針を刺したままにしておくのは要注意かもしれません。
液が血管を刺激している
切迫早産の点滴には、硫酸マグネシウムから成る薬「マグセント」が使用されます。
この薬は浸透圧が高いため、血管の細胞から水分を吸収し、圧力をかけることがあります。
その結果、点滴の針の周囲だけでなく、腕全体に痛みが広がる可能性があります。
また、「ウテメリン」は濃度が濃いため刺入部の痛みや血管痛などの症状も出やすいです。
点滴の場所が悪い
これを血管痛というのですが、血管が痛い原因は他にも点滴液が血管ではない違う所に入っている場合もあります。
そうなると痛くて我慢できないうえに腕も腫れてあざになってきますのでこの場合はすぐにわかるでしょう。
そしてこちらはすぐに差し替えですね。
切迫早産の点滴の痛み対処法・コツ3選!
血管を暖める
血管痛は温めると痛みを軽減できます。
針が刺さった場所や骨の近くでの不快な痛みは、温熱療法によって血液の循環を良くし、痛みを和らげることが可能です。
カイロや湯たんぽなどを使用して、点滴の針周辺や腕全体を心地よく温めましょう。
針をしっかり固定する
点滴の針が動かないように、固定テープやガーゼをしっかりと巻くことで、痛みを防ぐことができます。
点滴で痛みを感じるのは、針を刺している部分の位置が悪い場合も多いです。
もし痛み出してきたら、まずは針の部分を少し浮かせてみたりして痛くない場所を見つけてください。
私も、痛み出した頃に何度も点滴針部分を動かして痛みが和らいでいる部分で再固定してもらっていました。
具体的には点滴の下にカットメンなどをおいてもらったり、高くすることで軽減させてりしていました。
すると嘘のように痛みが和らぎ点滴の交換時期も少し伸びましたよ。
気を紛らわせる
点滴の痛みは、我慢できるぐらいの痛みであれば、気を紛らわせることで痛みを忘れることもできます。
何か熱中できることを見つけて気を紛らわせることもありですよ!
日中は音楽を聴いたり、映画や読書などもいいですね。
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切迫早産の点滴をもたせるポイント!
切迫早産の入院は一度入院になってしまうと、なかなか退院できません。
週数が早い時期に入院になってしまうと長期となってしまう可能性が高いです。
そこで、いかに血管を大事にできるかがポイントになってきます。
太い血管に刺す
点滴をする時に、大事なことは太い血管にうってもらうことです。
太い血管が何本かあればラッキーですが、なかなかないんですよね…。
私も1本しかありませんでした。
太い血管であれば、血管の痛みはあまり気にならないですし、針のもちが全然違いますよ!
シャワーで濡れないように
点滴では、シャワーにも注意してください。
濡れないように助産師さんがしっかり防水対策をしてくれますが、それでも気をつけないと濡れてしまう時もあります。
点滴の場所が濡れてしまうと、せっかく太い血管に刺しても針の差し替えになるので注意してください。
針を刺す時も痛いのに、点滴中の痛さがさらに悲劇です。
切迫早産の点滴って腕はどのくらいもつ?
点滴のもちは血管の太さによって変わります。
でも、感染のリスクもあるので1週間で交換する場合が多いのではないでしょうか。
私の場合は、幸いなことに太い血管があったので、交換時期ギリギリまで頑張ったことがあります。
けれど、逆の腕だと我慢しても3日でダメでした。
血管の太さって本当に大事で、1日でもダメな人もいるし、刺して数時間で液が漏れて差し直しの人もいます。
こればっかりは、刺してみないとわからないんですが、健康診断の血液検査で、褒められる血管が数本あった場合は、切迫早産の点滴もなんなく乗り越えられるはずです!
切迫早産の点滴が痛い最終手段はカテーテル!
もう両腕が限界となり刺しても刺してもすぐ血が出てくる、液が漏れるとなった場合はカテーテルをすることになります。
胸のところから管を入れるのですが、話しだけ聞くと処置が怖いという方が多いみたいですね。
でも、実際にカテーテルを入れた人の話では、全然痛くなかったという人がおおくてこんなことなら早くやればよかったと後悔してるようです。
カテーテルは最終手段なので全員ができるというわけではないようです。
切迫早産の点滴痛い軽減する方法!持たせるコツも伝授!まとめ
切迫早産入院中の点滴が痛い人必見!対処法や針をもたせる方法も教えます!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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