近年は小学生でも学習塾に通っている子って多くなっていますよね。
今回はそんな体験授業のコツや注意点。
そして最終的に学習塾を決めるポイントも徹底的にご紹介しています。
実は私も2人の小学生を塾に通わせるべく学習塾を複数体験しています。
でも、体験したのに《塾の良さが伝わらなて結局決められなかった》経験があるんです。
そんな失敗経験から体験する時の心構えや入塾の決め手となった塾ってどんな塾なのかをこれから学習塾を体験するあなたに知ってほしいという思いでまとめていきますので参考にしてくださいね。
最後まで読んでもらえるときっとあなたも塾がスムーズに決められると思います。
また、面談の時に聞いておいた方がいい質問もまとめてご紹介しますね。
小学生の塾選び体験授業のコツや注意点は?
学習塾には、集団塾と個別塾がありますが、ネットでもいろんな声があるのでどっちが良い!
ということは断定できません。
私の子どもには合っていたけれど、あなたの子どもには合わなかったということもありますので…。
そんな我が家が選んだ学習塾は《個別指導塾》です。
体験授業のコツは集団でも個別でもどちらにも当てはまるので参考にできるはずです。
体験授業のコツ
体験授業は体験なので無料ですよね。
無料の体験授業の回数は学習塾によって無料で体験できる回数は決まっています。
- 1回
- 3回
- 2週間
- 1ヶ月など…
1ヵ月も無料体験できる塾はなかなかないかもしれませんが、ネットで学習塾を検索すると意外にもあるんですね。
ただ、1ヵ月お試しといっても実際は週1回で4回~5回かもしれないので事前に確認してくさだいね。
そして、この長期の無料体験ですが、私の場合はだらだらと体験だけしても良くなかったんですよね。
なぜなら、私は数回の体験で通わせるか、通わせないかを決めていたからです。
私が、実際に決めた学習塾は《3回の体験》で決めています。
というか、2回目でもう決めていて、3回目でそのまま申しこんだという流れです。
ですから、最低でも2回~3回は体験授業を受けることをおすすめします。
もちろん長く体験すればするほど《教室の良さ》や《先生の良さ》、子供が塾の雰囲気に慣れてくるので、《子供からみた塾の良さ》がわかってきます。
でも、その分こんなに長い期間体験させてもらったから…と、日本人特有の《断りずらさ》が出てくるんですよね。
無料で教えてもらえるからお得!
かというとそうでもなく、そのまま入塾するなら良いのですが、お断りする時の気まずさが…めんどくさいんです。
断る理由を考えるのに疲れた…
逆に、1回の体験授業では正直いって塾の良さは伝わってきませんでした。
体験したはいいけれど最終的な決め手がなくて、ダラダラとかなり悩みます。
それに、1回の体験では、《子どもも親も緊張して終わり》ということがほとんどではないでしょうか。
そういうことが分かっている塾は、2回程度の体験を設けていると思います。
また、1回の塾体験後は早い段階で先生から確認の電話がくるんです。
これも私からしたら返答を急がされているようでダメでした。
たしかに、体験後は合わなくてそのままフェードアウトという家庭も少なくないので早めの確認電話は仕方ないのですが、子供の学力アップを目的にして前向きに塾を検討している親としてはもっと慎重に選びたいところ…。
塾側からしたら他の生徒も見ながら体験の子を教えてくれるわけなので大変なのはわかるんです。
できれば、早めに決め手もらいたいですよね。
でも、我が家のように慎重な家庭はすぐに決められないと思うんです。
ということで、2回以上の体験ができるメリットは以下の通りです。
体験できる回数は事前に確認しておくとスムーズです。
しかも、塾にはキャンペーン中というメリットがたくさんある時期があるので、無料体験をお願いする時期はこのタイミングが絶対にお得です。
特典で入会金が無料になったり、授業料が無料もしくは半額などお得になるので、体験するならキャンペーン期間を絶対狙ってほしいんですね。
体験授業の注意点は?
塾の体験授業では次のことを確認しておくと良いです。
宿題
学習塾では、絶対とは言いませんが、宿題のありなしを確認してください。
ほとんどの塾では宿題があるとは思いますが、ない塾もありますし、宿題の量が多すぎるという塾もあるんです。
子供の負担や、答え合わせなどで親の負担がどの程度あるかも一緒に聞いておくと良いと思います。
授業の流れ
どんな流れで授業を行うのかも大事なポイントです。
集団授業は集団で行いますが、個別指導でもいろんな方法があるからです。
生徒1人に先生1人の完全付きっきりマンツーマン指導なのか?
生徒2~3人に先生1人なのか?
生徒が分からない時に質問するだけの学習方法なのか?
など塾によってさまざまです。
定着ぐあい
子どもの学力の定着ぐあいはどうやって把握するのか?
これも塾選びのポイントです。
学校のテストのように確認テストはあるのか?
先生がどの程度、子供の学力を理解してくれるかで苦手な分野と向き合うことができると思うからです。
塾の先生にすべてを任せるわけではありませんが、子供の学力について塾で定期的にテストを行ってくれると安心できます。
振替授業
振替授業がどの程度できるのかも大事です。
他の習い事や急な予定で塾をお休みすることもありますので、休んだ時にどのように振替してくれるのかしっかり確認しておくと良いです。
また、集団塾はみんなで学習していくので休んだ日のノートを他の子に借りたりと結構大変なイメージでした。
このご時世いつ休むか分からないのでその点はしっかり確認ですね!
料金設定
最後は料金設定です。
特に、毎月の月謝よりも重要なのは《長期休みに行う講習の時です。》
この講習の時には割高になる塾が多いです。
こんなにかかるの?
と後で驚く人も多いと言いますので、講習時はプラスαでいくらぐらいかかるのか、月謝に関しては必ず確認した方が良いです。
しかも、講習期間中はいつも通りの授業日に授業ができない場合もあります。
塾によっても、塾生は講習は強制参加の場合もあって料金追加でものすごく高額なんてこともあります。
小学生の塾選びで体験までの流れは?
実際に体験するまでに私がしたことをご紹介していきますね。
- ネットで口コミを検索
- ネットで公式HPを検索
- 実際の場所を確認
- 公式サイトからお問い合わせ
ネットで口コミを検索
塾に行かせる時って、最初にどの塾が良いか下調べしますよね。
私も事前にネットで塾を検索して口コミを調べました。
調べ方は簡単で、GoogleでもYahooでも良いので塾名で検索します。
「〇〇(塾名) 口コミ」
「〇〇(塾名) 評判」
「〇〇(塾名) 月謝」
などですね。
すると塾専門の口コミばかりを集めたサイトがいくつかあるので、実際に通っていた保護者からの声をみることができます。
ただ、ネットの情報なので良い口コミも悪い口コミもありますよね。
なので、あなたは全体の評価をざっくりで良いので心にとめておく感じで良いです。
ネットで公式HPを検索
次に、塾の公式HPも検索してください。
塾の公式HPでは、塾のコースだったり1コマの料金や時間などを詳しく掲載してくれている場合もあるので家庭や子供の事情にあった塾をみつけることができます。
やはり一番気になるのは授業時間や料金設定だと思うので、HPで確認できればある程度塾を絞れるのでありがたいですよね。
実際の場所を確認
これは、私だけかもしれませんので参考までに読んでくださいね。
検討している塾がどににあるのか、おそらくGoogleマップなどで調べているとおもいます。
Googleマップでは距離や到着までにかかる時間を計算してくれるのでとっても便利ですし、地図なので近くに何があるかもわかりやすいです。
でも、実際は交通状況によって違うので、私は実際に塾の場所まで自転車で行くようにしています。
理由は、送迎するのは私になるので、毎回送迎できるとは限らないからです。
そうなった時に自分一人で行ける場所じゃないと、子供が行くのを嫌がるようになったりして結局は続けられないと思ったからです。
なので自転車で何分かかるのか?
徒歩では?
自転車でかかる時間から私は予測をたてています。
それに、実際に塾にいくと、塾のパンフレットが置いてあることもあります。
パンフレットは塾でもらえるパンフレットと同じなので、月謝のことや諸経費などの詳細も書かれていますし、塾の方針も書かれています。
公式サイトから問い合わせ
これまでの流れから、良さそうな塾に目星をつけたら、次は実際にお問い合わせをします。
お問い合わせでは《資料請求》や《体験授業》ができます。
必要事項を入力すると、後日担当者から電話がきます。
その後、資料請求だけで良いのか?
体験もするのかを決めることになりますが、ほとんどの塾では体験を進めてきますので、まだ体験する心準備が出来ていないのなら資料請求だけにした方が良いと思います。
私の場合は、塾に通わせる前提でいましたから、あとはどこの塾にするかだけだったんです。
塾に通わせることにも悩んでいるならまずは、資料請求だけで様子をみた方が体験をしたあとの勧誘がめんどくさいからです。
体験することを決めたら次のことも確認してください。
- 塾の授業を見学できるか?
小学生の塾選び体験は見学しよう!
できれば、実際の塾の様子を見学できるのが一番良いです。
塾によっては、体験中は見学できないという所もあるんですよね。
なので、せっかく塾を体験させたのに子供の感想だけでしか判断できなくて入塾した後で失敗したということも少なくないので、事前に見学できるのかも確認しておくと良いです!
では、実際に体験する時のポイントもご紹介していきますね。
小学生の塾選びで体験することのメリットは?
塾を体験することのメリットはいくつかあります。
- 塾の雰囲気が分かる
- 塾の先生の雰囲気が分かる
- 塾の教材が分かる
- 塾の料金など詳しい情報が分かる
雰囲気が分かる
教室の広さ、机の並び、自習室の様子など実際に見てみないとわからないことが分かります。
あなたからみてどうだったか?
子供が集中して学習できそうな環境なのか?
他の生徒はどんな様子か?
体験することでわかることがたくさんあります。
先生の雰囲気が分かる
実際に授業を受けることで、先生の雰囲気がわかります。
入塾するまえは子供に対して優しい先生が多いと思いますが、他の子と先生とのやり取りで子供が良い意味でリラックスできている環境なら先生と子供が良いコミュニケーションがとれているということなります。
教材が分かる
体験の時は、コピーしたプリントをもらって使います。
実際の教材をコピーしているのでどんな問題を解いたのかが分かります。
料金など詳しい情報が分かる
資料請求だけでは分からなかった細かい詳細を先生に確認することができます。
資料にはない教室維持費なんかもかかってくるのでざっくりで計算していると、入塾して予定より高額になっていることもあるんです。
小学生の塾選びでは特に、通うのが長期になりますのでお金のことは納得いくまでしっかりと先生に確認しておくと良いです。
小学生の塾選びで決め手となるポイント!
塾の体験をしたけれど、なにがよくて何が悪いのか分からなくて入塾が決められないってことありますよね。
親としては、せっかく入塾させるのですから学力をアップさせたい気持ちが強いですよね。
体験は先生の教え方子供に先生の教え方が良かったか聞いても、可もなく不可もなく…。
でも、塾を決める時のポイントは3つ(我が家の場合)ありました。
お金に余裕のある家は料金は無視してください。
塾の先生
まず、塾の先生が良いかをみます。
良い先生といっても、子供にとってやさしいくほめてくれる先生のことではなく、厳しくても教え方の良い先生のことです。
良い先生は先生の方から詳しく子供の学力について教えてくれます。
たとえば、何が苦手で、教えると出来るようになった。
これからはこうすると良いなどのアドバイスをくれる先生
複数の塾を体験したけれど、子供が学習したことを教えてくれるだけの先生や、苦手だったこと、こうするともっと良いなど丁寧に教えてくれる先生と対応はさまざまでした。
学力があがりそうな授業内容
小学生のうちは、中学を受験するという子でない限り、淡々と勉強していくのが苦手な子が多いと思います。
我が家の子供もそうで、できれば勉強したくない。
集中力が続かない子です。
もちろん中学は受験しません。
でも、高校や大学はトップレベルはもとめていないけれど、それなりの学校に…と思う親がほとんどだと思います。
ですから、小学生のうちは授業が楽しくなるような工夫があると学力も上がりやすいと思っています。
先生とマンツーマン指導で教えてもらうことも良いですが、子供が好きなパソコンで映像授業があったり、時には楽しそうなイベントがあったりと、興味がそそられる塾だと子供の学力がアップしていきやすいと思います。
ただ、淡々と勉強をしていきたい子もいるので、お子さんの性格にあった塾を選んであげるのが一番良いと思います。
料金が家計の負担にならない設定
小学生の塾選びのポイントは学力より実は、料金が重要だと思っています。
毎月の料金設定は低価格だからといって飛びつくと、春・夏・冬に行われる講習代に焦ることになります。
家計の負担にならないように、1コマの料金を確認しておくのがいいですよ!
小学生から塾に通う場合は、中学受験しない我が家は高校受験まで3年以上はお世話になります。
じっくり考えて最終的な塾を決めてくださいね!
ですから、気になるならいろんな塾を体験することは私はありで逆におすすめしたいんです。
でも、2~3か所ぐらいが妥当かなとも思いますね。
塾を探す親も本当に大変なので…。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
また遊びに来てくださいね。
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