リコーダーの付属品でついてくる透明のクリームはグリスと呼ぶのですが小さいからしまい込んだまま見つからないことってあるんですよね。
そんな時グリスの代用はできないかと探してみるとワセリンで代用している人が多かったんです。
ワセリンって塗っても大丈夫なのでしょうか?
そして他に代用できるものはあるのでしょうか?
そもそもグリスを塗る意味って何?
というとこで今回はグリスについて調べてみました。
リコーダーのグリスはワセリンで代用できる!
リコーダーのグリスが見つからない時はワセリンでも代用できるようです。
ワセリンで皮膚の乾燥を防ぐために使ったことがあるかもしれませんね。
見た目もグリスとほぼ変わらない色で、代用するにもちょうどいい代物なんです。
でも、そのワセリンがない!ということもありますよね。
そんな時も、もちろん他のもので代用ができます。
気をつけたいのは、匂いが残るものですね。
また、口に入れるリコーダーなので、人体に影響のない自然由来のもので代用した方がいいと思います。
- エキストラバージン・オリーブオイル
- サラダ油
などでも代用ができます。
でも、グリスって本当に必要なのでしょうか?
リコーダーのグリスを塗る意味は?
リコーダーに塗るグリスってそもそもなんの意味があるのでしょうか?
理由は2つあります。
- リコーダーの気密を保つ
- リコーダーのつなぎ目(ジョイント)をはめやすくするため
まず、空気を吹入れることで音がでるリコーダーは、つなぎ目(ジョイント部分)から空気が逃げないようにしっかり閉じる必要があります。
そこで、グリスを塗ることで気密を保つ役割をしているんですね。
それともうひとつ、単純に滑りをよくするためです。
他にも、洗う時に外しやすくしたり、音の出かたで穴の位置を動かして調整するリコーダーは滑りがよくないと固くなりリコーダーを痛めてしまう原因にもなります。
グリスを塗らないとジョイント部分が摩擦で痛みますし、分解できなくなって苦労することになります。
小学校で使用するソプラノリコーダーの場合は特にそのまま分解せずにケースに入れてしまいます。
グリスが渇いて外れないなんてことにならないようにお手入れの時にはきちんと洗ってから、もう一度塗りなおしてあげるといいんです。
もしもジョイント部分が固くなり、分解できなくなったら?
リコーダーのグリスが固まってとれなくなった!
グリスを塗るのが少なかったとか、何らかの理由でリコーダーが分解できなくなったとします。
そんな時は、いつくか試す方法があるようですよ!
- グリスが柔らかくなる温度のお湯につけて、リコーダーを回してみる。
- 石鹸水につけて回してみる。
- ジョイント部分を軽く叩いて回してみる。
温めすぎたり、無理やり抜こうとするのは良くないので、コツが必要になりそうですね。
それでもだめなら…楽器屋さんに持っていくしかなさそうです。
リコーダーが分解できないは結構あるあるなのでリコーダーは長期間放置しないようご注意くださいね。
▼リコーダーのお手入れ方法はこちらの記事に書いています▼
リコーダーのグリスはどこで購入できる?
グリスが紛失しちゃった!
どこで購入できるのでしょうか?
グリスはネットでも購入できますが、送料をよく確認してくださいね。
送料が無料でも、商品の値段に含まれている場合が多いので若干割高になります。
できれば、楽器屋さんで購入した方が1個100円やそこらで購入できるので安いと思います。
また、グリスをなくしてしまう子は結構多いので、もしかすると学校で購入できるかもしれないので先生に聞いてみても良いでしょう。
ダメもとで(笑)
リコーダーのグリス代用まとめ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
また遊びにきてくださいね。
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