年に3回、有料になりますが受ける事ができる道コン(北海道学力コンクール)は、そもそも受ける意味はあるのでしょうか?
我が家の小学生の子供たちは、毎回テストを受けていますが、受けた方がいい子と受けなくてもいい子はいると思っています。
塾に通っていると受ける方向で話がすすんでいきますが、受ける受けないは任意なので、別に受ける意味ないかな~と感じれば断っていいと思っています。
このページでは、道コンを小学生の子に受けさせる意味は本当にあるのか?
について私の感想をまとめていきます。
道コン(北海道学力コンクール)を受ける意味・メリット?

北海道学力コンクール(道コン)は、北海道在住の小学生・中学生を対象とした、道内で最大規模の公開模擬試験です。
本番さながらの問題が揃うこの模擬試験は、膨大なデータの積み重ねから生まれる合格可能判定を提供し、学生たちが自身の学力を測定し向上させる有益な機会となっています。
そして、この結果が道コンを受けるメリットといえます。
それと、全道内でみた時の子供の偏差値レベルを知ることができることももメリットです。
道コンの問題を道内で見た時にどのくらいの子が解けているのかが分かると、正答率が高い問題なのに自分の子が間違っていた時に、危機感を持つことができます。

基礎問題ができないとまずいかも!!
道コンの小学生は、はっきり言って教科書が中心の問題が多いので、基礎も多いです。
その基礎でつまづいてしまうと、今後そのつまづきを取り戻すのに子供が苦労するので早い段階から克服してあげるべきだと思います。
道コンは、レポートで結果が出るので、どの問題でつまづき、その問題をどのぐらいの子が正解できているかの正答率が出るので、子供が苦手とする分野がはっきり分かるので、子供にとって効率良く学習させることができるんです。
他にもいろいろとメリットはあります。
学校とは異なる環境や教師がいると、やはり緊張しますね。
本番で冷静に問題に取り組むことは、経験がないと難しいと感じます。テストの緊張感に慣れるだけでも、本番でミスがなくなるように思います。
また、テストは制限時間があるため、時間を意識することが非常に重要になります。
日常生活でも時間を意識させることはできますが、実際のテストではわからない問題もあり、一部の子供たちはパニックになることがあります。
挑戦することは予行練習だと考えて意味があるはずです。
私は、道コンは点数や順位だけでなく、多くのメリットがあると考えています。
道コンでなくても、学校のテスト以外にも漢字検定や、思考力テスト、英検も受験することは子供の経験値を豊かにし、親も結果から学習の対策を共に考えることができるのではないかと思っています。
その反面、道コンは全員受ける必要がなく、受ける意味がない人っていると思っています。
道コン(北海道学力コンクール)を受ける意味がない・デメリット!

小学生の子が、道コンを受ける意味がないと感じる人は、以下のような状況に当てはまるかもしれません。
- 自分の学力レベルに自信がある
- 道コンを受ける学力に達していない
- 準備はまだ早いと感じている人
道コンを小学生から受ける子の中で、子供が自ら受けたいということは少ないと思うので、だいたいの子が親が受けさせているんだろうと思います。
そんな我が子の学力レベルをみて、塾にでも通っていない限り、高校受験対策に小学生から道コンを受けさせる家庭は少ないかもしれませんね。
なので塾に通っていない子で、学力に自信がある子は、道コンは受けないだろうし、そもそも学力に自信がない子も受けないと思っています。
これだけでいうと、あんまり道コンを受ける意味がないのかと思ってしまいますが、テストを受けて基礎がしっかりわかっていると、中学に上がってもついていけなくなることは少ないのかなって思っています。
それに、道コンの小学生は難易度が高すぎるわけではないので、点が取りやすい模試でもあります。
子供に自信を付けさせてあげる為にも一度受けてみるのもありだと思います。
道コン(北海道学力コンクール)偏差値レベルはどれくらい?

道コンは、基礎的な知識があれば解ける問題が多く含まれています。
特に理科や社会の科目では、教科書の重要な部分をしっかりと覚え、理解していれば高得点が期待できる問題が数多く出題されています。
道コンの平均点や偏差値について気になる方も多いでしょうが、小学生のうちはあまり気にする必要はないと思っています。
道コンを通して得られるのは、自身の学力の把握と向上のための手がかりであり、偏差値や平均点だけにこだわるのではなく、問題の解説や解法を通して自分の強みと弱みを見つめ直し、着実なスキル向上につなげることが重要です。
道コンを受験する際には、自身の学習スタイルや弱点に合わせた効果的な対策が求められます。
しっかりと基礎を固め、理解を深めながら臨むことで、受験者は充実した経験を積むことができるでしょう。
道コン(北海道学力コンクール)で対策することは?

道コンで注意することは、時間配分に注意することです。
制限時間が30分/教科しかないのに、1つの問題に時間をかけすぎないように意識したいですね。
特に我が家の子供は、もう何度もうけているテストですが、それでも教科によっては最後までとくことができません。
特に算数は計算が絡んでくるので時間が足りないようです。
それと英語は、単語をしっかり覚えておくといいです。
それと、同時に道コンの過去問を解くことで実際の問題傾向がわかるのでおすすめです。
また、国語なら漢字、算数なら基本的な学年相当の計算問題や、それに伴う文章問題などはケアレスミスのないように徹底して理解しておくことも大事です。
理科・社会においては、先ほどもお話ししましたが、教科書の大事な部分をしっかり理解しておくといいです。
理科の実験もとっても大事です。
道コン(北海道学力コンクール)まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
また遊びにきてくださいね。
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