学研教室とくもんって同じような学習をすると思っている人も少なくないですよね。
私も最初がそう思っていました。
でも調べると学研教室と公文教室を比較してみるとやっぱり違うなーと改めて思いました。
何がどう違うのか比較してほしい!
今回は学研教室とくもん教室の違いについてご紹介していきます。
それぞれのメリット・デメリットもぜひ参考にしてください。
学研と公文を比較して違いは6つ!
学研と公文の違いを比較してみると、違いは大きくわけて6つに分けられました。
まず、学研教室とくもん教室ではどんな違いがあるのかをみていきます。
算数教材内容の違い
くもん教室と学研教室は教材の内容が違います。
くもん教室も学研教室もテキストは独自のオリジナル教材を使用していて、どちらも工夫された良い問題が多いです。
ただ、算数に関して学習する内容が違うんです。
学研教室の算数は学校で学習する図形や文章問題があるのが特徴ですがくもん教室の算数は計算特化のプリントなので計算問題が主なんです。
小学生のうちに数多くの計算問題を解くことで計算ミスを少なくする狙いがあるといいます。
先取り
先取り学習がしたいなら断然くもんです。
理由は、学研教室は基本的には先取学習をしていないからです。
学研教室も無学年式と言っていますが、基本的には子供の学年に合わせた教材をするので、公文教室のように何学年も上の問題を解くことはありません。
宿題の枚数
くもんと学研教室では宿題の枚数が全然違います。
くもんは1教科につき、平均5~10枚でるのにたいして、学研教室の1教科1ページです。
宿題を多くやらせたいと思うならくもんですが、学研教室も先生に言えば枚数を増やしてもらうことは可能ですから相談してみるといいですね。
月謝
まず、学研教室は入会金が5,500円(税込)かかります。
そして、算数と国語の2教科がセット価格となっていて、1時間学習していきます。
月謝は、週2回で8,800円(税込)になります。(※2022年9月現在)
プラス、ネットで様々なことが管理することができるシステム運営費として毎月220円(税込)かかります。
- 時間:1時間(その日の課題+宿題完了)
- 教科:算数・国語セット(別途追加で5教科に対応)
- 回数:週1・週2選択制
- 月謝:9,020円(税込※小学生2022年10月現在)
一方、くもんは、1教科ごとに月謝がかかります。
教室の回数は学研と同じく週2回ですが、くもんは時間制ではないので教室で決められた教材が終わらないと帰れないようです。
- 時間:その日の課題+宿題の直し完了
- 教科:選択できる(算数・国語・英語)
- 回数:週1・週2選択制
- 月謝:1教科7,150円~税込地域による※小学生2022年10月現在)
教科の違い
公文と学研の教科ごとの特徴を以下にまとめます。
学習の教科で主要になっているのが、算数・国語・英語の3教科ではないかと思います。
公文学習:
- 算数: 繰り返し学習により計算能力が身につきます。
- 英語: 基礎から学べ、英単語をたくさん習えます。
- 国語: 穴埋め形式で問題量が少なく物足りないと感じる
学研学習:
- 国語: 読解力・思考力・表現力が身につきます。これらの能力は他の教科にも役立ちます。
- 英語: 表現・読む・書く・話すをバランスよく学習していきます。
- 算数: 計算問題だけではなく、表やグラフ、図形の問題もたくさん学ぶことができます。
公文・学研の教科を比較して、教科の中で一番成果がでやすいといってもいいのが、『公文の算数』だと思っています。
理由は、公文は計算に特化しているので、繰り返し計算問題を繰り返すから定着しやすいことです。
また、中学生になると小学生で習った英単語が大事になるので、小学生のうちに英単語はしっかり覚えて損はないと思っています。
我が家の子供は、英語に取り掛かったのが結構遅かったので、中学でおいていかれないようにスパートをかけているとこです。
学習方法の違い
公文学習法: 公文学習法は、自己肯定感を育む自学自習型の学習法です。
公文式では、一人ひとりの能力に応じた「ちょうどの学習」で、「学年を越えて進む」学習法です。
学研学習法: 学研学習法は、学校の学習指導要領に基づいた勉強を行います。
学研教室では、勉強のわからないところを先生が教えてくれますが、公文の先生は基本的には教えず子供に考えさせるようにしています。
また、学研も、公式も無学年制の『先取り学習』ができることが明言されています。
しかし、学研は公文ほど『先取り学習』は推奨されておらず、できないという声も多くありました。
では、くもんと学研教室、実際に通うならどっちがいいのかメリットとデメリットも気になりますよね。
引き続きご紹介していきますね。
学研と公文のそれぞれのメリット・デメリット!
学研教室
メリット:学研教室のメリットは、教材に問題文が多いので、きちんと問題を読むクセが付きやすいことから読解力がつきます。
学校の授業で理解できなかった分野も先生に聞くことができるので、予習や復習もできるのもメリットです。
デメリット:反復学習が足りないので家庭でも親が勉強を教えてあげる必要はあると思います。
また、1教科を選ぶことができないので、必ず算数と国語を学習しなくてはいけません。
学研教室の詳しいメリット・デメリットはこちらの記事を参考に↓
▶学研教室は意味ない?口コミ・評判からのデメリット・メリットを徹底解説!
くもん教室
メリット:くもん教室のメリットのひとつに、先取り学習ができることがあります。
算数に関しては計算問題に特化しているので、計算力が身に付きます。
計算のスピードが速くなったり、計算ミスをなくすメリットもあります。
デメリット:宿題が多いことや算数では計算力を鍛える学習なので他の単元が苦手ということもあります。
公文教室の国語の教材はとても工夫された良質な問題が多く、国語の教科を取り入れることで国語力を鍛えることができます。
けれど、くもんは1教科で月謝がかかるので、2教科を学習すると割高になります。
それで、どっちが良いのか?
結局は、お子さんタイプによって決めるといいです。
宿題を多めにやりたい子
計算力を付けたい子
算数と国語をやりたい子
図形も学習したい子
月謝を安く済ませたい人
公文教室の先取り効果が知りたい人はこちらの記事も参考に↓
学研教室と公文はどっちがおすすめ?
公文がおすすめな人
- 計算力をつけたい
- 宿題を多くやりたい
- 先取り学習がしたい
- 決まった教科だけやりたい
学研教室がおすすめな人
- 学校で学習する分野を学習・復習したい
- 図形も学習したい
- 算数と国語を学習したい
学研教室もくもん教室も基本的には学習習慣をつけることが前提です。
それぞれに良い所があるので、両教室を体験して決めたいですね。
あとは先生によります(笑
▶学研が向いている子と12の特徴!決めてよかったポイントも!
▶くもんが向いている子の12ポイント!決め手は学習量にあり?
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
また遊びにきてくださいね。
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